丸鷹零戦引き込み脚計画

最初はP-51ムスタング同様、既存の固定脚

の翼を改造しようかと思ったが、スパー材が

前縁材に近く40ミリのタイヤが格納出来るスペ

ースが無いのとバッテリートレイが邪魔して通

常の位置に引き込みサーボを取り付ける事が

出来ないため容易な改造は困難と判断し、

新たに翼だけを新規製作する事とした。

結果スパー材を1センチ後縁側へずらし、

引き込み用のサーボを翼中央付近に取り付く

ように作ることとします。
引き込み脚は軽量なGWS製を使う事とする。
キットでは後縁部分は無垢のテーパー材を使

用するが軽量化のためリブを延長し、上下の

プランク材で翼を作る事とする。
台座を10o角のバルサで作るが、ここは脚の

出し入れ時に力が掛かるところなので軸ブレ

が起こらない様3oのベニヤを貼って置きまし

ょう。
1.5oの航空ベニヤでホーンを作り上下を平ワ

ッシャーで挟みビスでホーンがロックせず軽く

動く所まで閉め込む。
両翼ともに引き込み脚のメカニカル?な部分

が完成。
上下のプランクとエルロンの成形が終わりほ

ぼ生地完成となる。後は左右をエポキシで張

り合わせてからフィルムを貼ります。下面は1

枚で、上面は左右2枚で貼ります。
フイルムはオラライトのクリアーに塗装はいつ

もどおりグンゼのプラモデル用の塗料で行い

ます。
普段はコンプレッサーを使ってスプレーガンで

塗装するのですが、グレーと緑のスプレー缶

がそれぞれ1本ずつ残っていたので今回の塗

装は手抜き塗装とする。

取りあえずメインギアを納めてみる。
日の丸と前縁の識別塗装はエアブラシで

根気よく塗装。やはりマスキングテープを剥が

す時に少し下地色が剥がれてしまいました。

色々試すが良い方法は無いものか?
OK模型の引き込みサーボとエルロンサーボを

取り付ける。
引き込み脚仕様の主翼が完成!

10o角の檜材が無かったので脚が出たときに

根本のプラスチックの部分が折れないように

いつも取り付けるストッパーが付かず。


明日の初飛行は着陸はいつも以上に慎重に

しましょう。

調子に乗ってパネルラインも適当に入れてみ

ました。
丸鷹1/2タイプ零戦固定脚機が終戦記念日

イブに引き込み脚仕様に変身です。

固定脚の時はすごく安定して気楽に飛ばして

いたこの機体が引き込み脚にすると別の機体

の様にシビアで緊張する機体に成りました。

メインギアを格納して飛ぶ零はやはり美しい〜