SOPWITH CAMEL
フィルムの上から艶消しクリアーを吹いて光沢を

消します、塗料が厚くなった部分は図らずも白く

褪せた感じになり良い雰囲気に成りました。

ただカウルと機銃カバーは少々白く成りすぎ?

でもきっと当時の機体の塗装はかなり褪せていた

でしょう・・・・
本来バッテリーは俵型の小さな物をカウリングの

下方から挿入することになっていますが、手持ちの

ハイペリオンリポ1500・1800mAhのバッテリーを

使いたいのでモーターマウント下の隔壁部に穴を

開けて胴体下部のハッチからバッテリー交換が

出来るように加工する。
ハッチ内のサーボベットにサーボを取り付け

ワイヤーリンケージのフックをホーンに通す。

ワイヤーが干渉しないように前方のサーボベットの

方が少し高くなっているのでこちらにラダー用の

リンケージをする。
付属のビス等が入っている袋に沢山のスプリングが

入っている為、最初はリンケージの弛みを取るため

にフックとホーンの間にスプリングを入れようかと思

いましたが、万が一上空でスプリングが外れると

ノーコンになるので此処はフックにダイレクトで

リンケージワイヤーを繋ぐ事とする。
ラダー・エレベーターのリンケージが終わったら

テールフィンの張線を張る。此処は最悪外れても

大丈夫なのでスプリングを入れてテンションを保つ。

張線には長短があるので短い方を前側に使う。
下翼を取り付けてから各支柱をビスで固定し上翼を

はめ込む。

名前の由来のキャメル部分(前方上部の機銃が付く

黒いカバー)のステー部分の穴を少し大きくし支柱が

奥まではまるように加工する。
支柱に通したビスをナットで固定する前にキット付属

のターンバックルを所定(説明書には有りません)の

位置に入れる。

ターンバックルの片方をペンチなどで90度程曲げて

から付けた方が良いでしょう。
バッテリーの出し入れ時に動力線やサーボの配線が

ワイヤーリンケージに干渉しないようにサーボベット

上部をバルサ板で蓋をしバッテリーベットを兼ねる。

胴体前部の側面空洞部分にアンプを入れ受信機は

横に両面テープで貼り付ける。
支柱部分の黄色が少し派手すぎるのでWOOD色に

塗装する。

ターンバックルを「く」の字に曲げてビスナット止めし

此処は張線を輪っかに通すだけとする。
胴体側張線部はテンションを軽くかけるために

スプリングを使用する。
脚部分の張線は強度を保ちたいのでスプリングは

使わず脚取り付けビスに固定する。
最初モーターマウント下に十字に付いていた

ベルクロテープを一方だけ使用しバッテリーを

保持する。
木の雰囲気を出すためにプロペラをサンディングし

塗装する。

プロペタアダプターのロックナットを尖った標準の物

から普通のナットに変更。
オープンコクピットのスケール機なのでパイロットは

不可欠でしょう、そこで軽量紙粘土で何時もの様に

パイロットを作る。

イギリスの戦闘機なのでパイロットもイギリス人っぽく

ブルーアイとする。
コクピット内にプリンターで印刷した計器パネルの

シールを貼りディテールアップ。
上翼の中央のフィルムをカッターで切り内側のリブに

貼り付け、開口部を作る。









これでパイロットは上空からの敵機を確認出来

安心でしょう
右翼間支柱にピトー管を取り付ける。
主翼下面をセールカラーで塗装する。

羽布張り感を出すためにスプレーではなく、あえて

筆塗りとする。   これで完成!

重心バランスを取るためにカウル内に50gのバラスト

を積む。